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火星（かせい） 甲級副星
火星は大凶星で、鈴星・擎羊星・陀羅星・天空星・地劫星とともに六殺星または六凶星と呼ばれています。
強烈な破壊力を秘め、決断力に富み、個性的で、好き嫌いが激しいといった性質を持っています。
この星が大限・小限・流年（太歳）を巡ると変動運の激発となりますから、運命は吉にも凶にも変わります。
人生が思うように運んでいないと感じたら、この時期を利用してピンチをチャンスに変えるべきです。
大凶星に分類されながら関係する星によって吉凶さまざまな力を発揮し、また輝度が＜得地＞以上の力量であれば凶象はほとんど現れません。
＜廟＞の擎羊星と会えば互いの凶意が中和反転し、事業などにおいて独創的な発明や発想につながる可能性があります。
＜廟＞の紫微星と会えば、凶象はたちまち消えてしまいます。
＜廟＞の貪狼星と会うのを最も喜び、互いに影響し合って予測できない大幸運を引き寄せます。さらにこれに化祿星が加われば、大財運が動き出して富貴の身となります。
火星が他の星に会えば、相当の困難に遭遇します。火星が＜落陥＞ならその凶象は激しさを増します。
火星が「命宮」に独座していれば、男女を問わず事業の発展成功は間違いありません。
しかし結婚生活に波風が生じることは避けられません。
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