<方法1>
自分の夫妻宮、福徳宮、事業宮、遷移宮、命宮、財帛宮に入っている甲級主星が、相手の命宮に入っている場合、その人と縁があります。
これを調べるためには当然、自分と相手の正確な命盤が必要になります。
夫妻宮は言うまでもなく配偶者や恋人を表す宮であり、その三合宮・対宮にあたる福徳宮、事業宮、遷移宮も重視します。
加えて自分の本質を表す命宮と、その三合宮・対宮にあたる事業宮、遷移宮、財帛宮も同様に重視します。
このとき事業宮と遷移宮は重複しますから、合わせて6宮をみることになるわけです。
入る星が多いほど、縁が深いと考えていいでしょう。
とくに自分の命宮にある星が相手の夫妻宮に入っているか、相手の命宮にある星が自分の夫妻宮に入っていると、結婚に適する相性です。
<方法2>
自分の命宮に入っている甲級主星と、相手の命宮に入っている甲級主星の相性で判断します。
紫微星との相性 ◎天相星、天府星
○紫微星、天機星、太陽星、武曲星、天同星、太陰星、天梁星、七殺星
天機星との相性 ◎紫微星、太陽星、武曲星、天府星
○天梁星、天機星、天同星、太陰星、天相星、巨門星
太陽星との相性 ◎紫微星、天同星、天相星
○天機星、天府星、太陰星、天梁星、武曲星、貪狼星、七殺星、破軍星
武曲星との相性 ◎天府星、貪狼星、天相星
○紫微星、天機星、太陽星、天同星、太陰星、天梁星
天同星との相性 ◎紫微星、太陽星、天梁星
○天機星、武曲星、天同星、天府星、太陰星、天相星
廉貞星との相性 ◎天府星、七殺星
○太陰星、巨門星、天相星、天梁星、廉貞星
天府星との相性 ◎紫微星、太陽星、天梁星
○天機星、武曲星、天同星、天府星、太陰星、天相星
太陰星との相性 ◎太陽星
○紫微星、天機星、武曲星、天同星、廉貞星、天府星、太陰星、貪狼星、巨門星、天相星、天梁星、七殺星、破軍星
貪狼星との相性 ◎武曲星
○貪狼星、巨門星、天相星、天梁星、七殺星、破軍星
巨門星との相性 ◎紫微星、武曲星
○天機星、太陰星、巨門星、貪狼星、天相星
天相星との相性 ◎紫微星、武曲星
○巨門星、七殺星、天機星、太陽星、天同星、天府星、太陰星、貪狼星、天梁星、破軍星
天梁星との相性 ◎紫微星、太陽星、武曲星、天府星
○天梁星、天機星、天同星、太陰星、天相星、巨門星
七殺星との相性 ◎紫微星、廉貞星
○太陽星、武曲星、天梁星、天相星
破軍星との相性 ◎太陽星、天同星、天梁星
○太陰星、天相星、貪狼星
たとえば命宮に紫微星と破軍星を持つ人の場合・・・
命宮に太陽星、天同星、天相星、天梁星を持つ相手との相性が最も良く、天府星がこれに続きます。
紫微斗数に登場する主要な星は、「五行(ごぎょう)」と「陰陽(いんよう)」を与えられています。
「五行」とは、古代中国に端を発する自然哲学思想であり、自然界を構成する万物は木・火・土・金・水の5種類からなるというものです。
相生=吉の関係
木生火 火生土 土生金 金生水 水生木
木が燃えて火を生み、燃えた後には灰が残り土に還り、土の中には鉱物(金属)が生まれ、金属の表面には水が生じ、水があることによって木が育つ。
相剋=凶の関係
木剋土 土剋水 水剋火 火剋金 金剋木
木は根を張って土を締め付け養分を吸い取り、土は水を濁し、水は火を消し止め、火は金を溶かし、金は木を傷付け切り倒す。
比和=吉凶半々
木と木・土と土のように、同じ気が重なるとその気は盛んになる。その結果が良い場合にはますます良く、悪い場合にはますます悪くなる。
「陰陽」とは、古代中国の思想に端を発し、森羅万象、宇宙のありとあらゆる事物をさまざまな観点から陰と陽のふたつに分類するというものです。
陽は陰が、陰は陽があってはじめてひとつの要素となり得るため、陰陽揃った状態で福分が厚くなります。
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